PAC分析学会第18回大会

テーマ「「PAC分析の深化反発抵抗

2024年度 PAC分析学会第18回大会  二次案内ダウンロード(pdf)

 10月12日(土)13日(日)に、びわこ学院大学(東近江市)で開催します。

ご挨拶 

 この度、PAC 分析学会第 18 回大会をびわこ学院大学で開催させていただくこととなりました。びわこ学院大学は琵琶湖から離れたところにあり、交通の便も決して良い訳でもありませんが、今回、みなさまのご理解とご協力のおかげで、滋賀の地に PAC 分析の息吹を吹き込めることとなりました。関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。 

    私が PAC 分析に初めて出会ったのは、2008 年の日本教育心理学会での内藤先生のポスター発表です。内藤先生はポスターの前で立ち止まってしまった私に PAC 分析を熱く語ってくださり、翌日のシンポジウムにも誘ってくださいました。当時は PAC 分析と言っても一部の方しか知らない研究法だったように思いますが、現在では、「PAC 分析」で検索すると多くの論文が発表されており、様々な領域で実践されるまでになりました。この間の内藤先生をはじめ、PAC 分析で地道に研究を続けてこられた諸先輩方に敬意を表しますとともに、後に続く私たちもさらに PAC 分析を学び、理解し、実践して、一人でも多くの方にPAC 分析の面白さ、奥深さ、醍醐味を伝えていきたいという思いを強くしているところです。 

さて、今回の第18 回大会では大会テーマを「PAC 分析の深化と反発・抵抗」と銘打ち、PAC 分析の実践をされておられる方がこれまで感じていた「言われたらそうだけど、どうしてそうなるの?」とか「わかったようでよくわからない」といった「今更聞くに聞けない」疑問や「もやもや」した気持ちに焦点を当てることにしました。今大会のシンポジウムでは、内藤先生から研究者自身が持っているスキーマをどう言語化していくのかといった PAC 分析の根幹に関わる講演をしていただく予定になっています。また、実際に PAC分析を実践する中で研究者がどのように自己と向き合ったのか、研究者自身にどのような気づきがあったのかということを話題提供していただき、参加者のみなさんと一緒に PAC 分析についてより深く学び合える場にしていきたいと考えています。 

    今大会での研鑽が参加されるみなさまの今後の研究をさらに大きく進めるものになりますよう、精一杯準備させていただきます。それでは、10 月に滋賀の地でみなさまにお会いできますことを心より楽しみにしております。 

 

第 18 回大会準備委員長    南  雅則 

大会日程 

 10 月 12 日(土)  シンポジウム 

      13:00  受付 

      13:45  開会行事(理事長挨拶、諸連絡等)

   14:00~16:20 シンポジウム 司会:今野博信(室蘭工業大学)

       講演(14:00~14:45)

     内藤哲雄「PAC 分析におけるスキーマ探索とは

    -個人内および集団との信念、確信、価値観の違いと反発、抵抗-」   

       話題提供(15:00~16:00)

   真田穣人  「PAC 分析初学者の態度構造を探る(仮)」

   南  雅則  「サンプリングと連想刺激」

   眞保  貴美    (詳細後日) 

   佐藤弘一郎  「多機能補完リハビリテーションの着想」

  研究討議(16:00~16:20)

   いとうたけひこ(指定討論) 

      16:20~16:30  諸連絡 

      18:30~20:30  懇親会(近江八幡駅付近で予定:別会計) 

10 月 13 日(日)  研究発表  総会 

      9:30     受付 

      10:00~12:00  研究発表 1  司会:佐藤弘一郎(南東北福島病院)

   1.岡部真理子(山梨学院大学)・今城  淳(山梨学院大学)国内の国際共修課程・国際寮での経験と海外留学の経験による国際的視点の変容に関する縦断的研究    リモート発表

   2.真田穣人(兵庫教育大学)  外国人散在地域における日本語指導教員の態度構造に関する研究

   3.佐藤  薫(福島県立医科大学)  40 歳代卵巣がん患者の10年に及ぶ治療経過の中でのがん 

疼痛のイメージの変化

   4.今野博信(室蘭工業大学)  教員免許更新講習に対する担当大学教員の PAC 分析 

      12:00~13:00  総会&昼食(食事と飲み物は各自ご準備ください) 

      13:00~15:00  研究発表 2  真田穣人(兵庫教育大学)

   1.今城  淳(山梨学院大学)・古田梨乃(新潟大学)  縦断的 PAC 分析調査における留意事項につ

いてー準備された「直観」ー  リモート発表 

   2.南  雅則(びわこ学院大学)  新任小学校教師は自分の学級をどのようにとらえたか  -ポジティブ

イメージとネガティブイメージからの検討- 

   3.佐々木  聡(平安女学院大学)  小学校普通免許状を持たない非常勤講師は現場で何を感じた 

のか  -小学校新任教員のリアリティ・ショックに関する探索的研究-

   4.佐藤弘一郎(南東北福島病院)  独居高齢者の骨折治療における多機能補完リハビリテーション 

-時間を経ての同一患者 PAC 分析比較- 

      15:00~15:20  閉会行事(理事長挨拶、諸連絡等) 

   15:30~16:00  理事会

 

大会参加に関する日程(期限を延長しました)

 7 月 21 日  発表申込ならびに参加申込受付開始(google form にて) 

                    (受付確認後、研究発表予定者に発表内容確認書と予稿集原稿フォーマットを送付します) 

 8 月   5 日    予稿集原稿受付開始   

 9 月 14 日    発表申込〆切り 

 9 月 21 日   プログラム決定  2 次案内(大会プログラム、懇親会の案内など) 

 9 月 27 日   参加申込(発表なし)〆切、予稿集原稿〆切り 

10 月  6 日    予稿集配信(PDF) 

 

参加申し込みについて 

参加される方は下記のフォームから申し込んでください。 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXDjo88pMliIPahCzjlyY8jCvV7ayvMBSTbynaJBGVHSczRg/viewform 

 

下記の QR コードからでも申し込みができます 

 

※申込の際の個人情報は本大会の運営を目的に使用します 

 

研究発表を予定されている方へ 

        大会2日目の研究発表を申込まれた方には、申込みフォームに記載されたメールアドレスに、①発表確認

書と②予稿集原稿フォーマットを送付します。申込み後1週間経っても大会事務局から①②が届かない場合

は、  pac18shiga@gmail.com  までお知らせください。

  倫理審査の手続きも必要になります。応募規定ページを確認して書類を提出してください。 

 

参加費について(当日受付でお支払いください)   

会員参加費+2024 年会費(一般):  2000円+3000円=5000円 

会員参加費+2024 年会費(学生):  500円+1000円=1500円 

非会員+入会希望(一般):  5000円(初年度会費含む) 

非会員+入会希望(学生):  1500円  (初年度会費含む) 

非会員(一般):  5000円(参加費のみ) 

非会員(学生):  1500円(参加費のみ) 

   

      ※リモート参加も同額です。リモート参加の方は下記の口座に9月 7 日までに振り込んでください。 

JA バンク    店舗番号:  4047‐058      口座番号:  0034800 

名義  :PAC 分析学会  理事長  内藤哲雄(パックブンセキガッカイ  リジチョウ  ナイトウテツオ) 

 

懇親会について 

第 1 日目の夜に近江八幡駅付近で懇親会を予定しています。(詳細は 2 次案内でお知らせします。) 

 

   開催地までのアクセス情報です。

1.JR近江八幡で近江鉄道に乗りかえ 

2.近江鉄道で八日市へ(貴生川方面行きに乗りかえ)八日市から大学前へ

       ※ 近江鉄道は本数が少なく、1時間に1本くらいしか運行していません。

その他

  ・構内の自販機の利用可,Wi-Fi使えます。

  ・駐車場あり(駐車可)

  ・周辺に飲食店はありません。コンビニが近くにあります。

  ・ホテルは八日市駅周辺にもありますが少ないです。近江八幡駅周辺のほうが多いです。

遠方からのアクセス

  ※東京方面から:JR米原―(近江本・八日市線)―大学前 (約1時間)

  ※関西方面から:JR野洲―JR近江八幡―(八日市のりかえ 近江鉄道)―大学前 (約55分)

  ※宿泊:近江八幡市 彦根市 米原市 野洲市 草津市


PAC分析学会第17回大会(記録)

金沢大会は無事に終了しました。

(以下は参考として記録を残しています)

会期 2023年11月11日(日)~12日(土)

会場 金沢工業大学 扇が丘キャンパス21号館

    ※プログラムと予稿集 こちらでご覧になれます

記録用画像(シンポジウム・会場・懇親会・研究発表・学内風景)

大会第一日目 11/11(土) シンポジウム

 13:00 受付開始

 14:00-17:00 シンポジウム「PAC分析の未来」

  14:00 基調講演 内藤哲雄会長「PAC分析の起源とその発展」

  15:00 パネルディスカッション(話題提供各20分+質疑・討論30分)

   いとうたけひこ「PAC分析の拡張」

   今野博信 「PAC分析のユニバーサル化」

   土田義郎 「PAC分析の周辺」

                (16:30終了予定、翌日準備)

  18:30-20:30 懇親会(会場は金沢市内 別会計)

大会第二日目 11/12(日) 研究発表会・総会

   9:30 受付開始       ※ 発表は、質疑10分間を含む 30 分間を原則とします。

 10:00 【研究発表会  セッション 1】  司会:新井克之 

  1  Pac Helper Text(PHT)と他のソフトによる樹形図表現の比較  今野博信(室蘭工業大学) 

  2  日本の小学校で外国出身の保護者が抱く違和感と不適応 

    ――スリランカ人女性保護者の内面を探る PAC 分析を通して――

                        S. M. D. T.  ランブクピティヤ(久留米大学)

  3  海外ルーツ大学生が語る日本社会での自らの立ち位置 志賀玲子(明海大学) 

  4  日本語のライティング指導に関する日本語教師の意識 坪根由香里(大阪観光大学) 

 12:00-13:00 総会+昼食(各自持参)

 13:00 【研究発表会  セッション 2】  司会:眞保  貴美 

  1  新任小学校教師の個人別態度構造と児童をとらえる視点 南雅則(びわこ学院大学) 

  2  僧侶の青年は修行の経験をどのように振り返るか -密教における四度加行に注目して- 

                                 佐々木聡(高野山大学) 

  3  就職活動終了後の大学・大学院生における「キャリア」概念の探索 髙沼理恵(金沢大学)

     4  小学校初任教員の協同学習認識に関する研究         真田穣人(兵庫教育大学)

 15:00  クロージング:PAC 分析学会会長  内藤  哲雄

  大会終了後に理事会(優秀発表賞選定など)

    16:00 全日程終了予定

 

※ 詳しい情報は、逐次ホームページのこの欄に発表します。


第16回大会は 北海道(室蘭と登別温泉)で、             2022年11月26日-27日で開催しました。


PAC分析学会の今年度の大会を下記の計画で開催します。感染症の拡大状況によりリモート開催の可能性もあります。遠路で恐縮ですが、どうぞ北海道においでください。       現地担当理事 今野博信

〇テーマ
PAC分析の新しい可能性を探る(遠隔でも〇〇でも)』
PAC分析は、個に即して当人が内包する豊かな質的イメージを、量的な手法を介して第三者にも了解可能な心的構造として描き出します。
•その技法には基本的な約束事がありますが、具体的実践的な展開方法には幅広い工夫が可能です。
•例えば、対面実施が当然とされていましたが、現実の状況が要求したリモート実施は定着しつつあります。
•一人一人の新しい発想を広げて、PAC分析の世界をより一層充実させていきましょう。
〇プログラムの概要
•11月26日(土)@室蘭工業大学
  午後 講演とシンポジウム  (詳細は検討中、希望によってPAC helper講座も)
  終了後に登別温泉へ移動(タクシー分乗などで40分ほど)
  宴会形式の夕食で懇親会(自由参加)
•11月27日(日)@登別温泉
  午前 研究発表(口頭発表)、討論・講評
     全体講評(内藤会長)、閉会
〇宿泊など
•室蘭工業大学のJR最寄り駅は「東室蘭駅」
  新千歳空港から特急が1時間に1本程度、所要1.5時間
  駅から大学まではタクシーで10分程度(バスもあり) 
•登別温泉ではホテル万世閣(まんせいかく)を利用予定
  宿泊(和室)+夕食(宴会)+朝食(バイキング)の一名分料金
 二人部屋13,500円  三人部屋12,400円  四~五人部屋11,300円
 (知人同士の部屋予約、相部屋の個人予約、申し込み詳細は後日発表)
  (別な宿も利用可能、宴会の料理代は未定、予約開始は後日)
〇今後のスケジュール
•7月 第一次案内
•8月 申し込み方法発表、受付開始(第二次案内)
   (研究発表要項発表と申し込み、大会参加受付開始)
   (宿泊の申し込みは各自でホテルへ。開始はまだ)
•9月末 研究発表申し込み期限
•10月末 研究発表の原稿提出期限
      開催方法変更(リモート変更)の決定期限
•11月25日までに参加申し込み、その後緊急対応など
〇参加費など(支払いは会場で)
•会員参加費+2022年会費(一般):2000円+3000円=5000円
•会員参加費+2022年会費(学生):500円+1000円=1500円
•非会員+入会希望(一般):5000円(初年度会費含む)
•非会員+入会希望(学生):1500円 (初年度会費含む)
•非会員(一般):5000円(参加費のみ)
•非会員(学生):1500円(参加費のみ)
質問などは、お気軽に下記のメールアドレスへどうぞ
         現地担当理事 今野博信

第15回PAC分析学会大会は2021年12月11日-12日に 日本保健医療大学(埼玉県・幸手市)Zoom開催しました。

第15回PAC分析学会大会 テーマ:パンデミック時代のPAC分析のさらなる展開

 

今回の大会では、すでにPAC分析に取り組まれている方だけでなく、これからPAC分析にトライしてみたいという方にもおすすめの大会です。

なぜなら、研究発表会だけでなく1日目に、内藤会長による「連想刺激文の作り方」や「デンドログラムの解釈」について講演会を企画しているからです。

 

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

開催方法 Webオンライン

 

日時: 1日目(研修会)

2021年12月11日(土)10:00~16:30

講 師 PAC分析学会 内藤哲雄会長

第1部:効果的な連想刺激文の作成について

第2部:デンドログラムの解釈について

*オンライン懇親会 17:00~

2日目(研究発表会)

2021年12月12日(日)10:00-16:30

 

演題募集期間

発表エントリー 10月末日まで  抄録原稿締め切り 11月末日まで

 

参加登録

12月4日(土)まで

 

参加申し込み: Googleフォームからお願いします。

https://docs.google.com/forms/d/1cMzPlk0InM9qOq-VzM1VzZD2Ra1nV7FMyeJi9GC78Pk/edit

 

お問い合わせ(大会担当連絡先)

日本保健医療大学 看護学科 江幡 y-ebata(アットマーク)jhsu.ac.jp

 

間中 t-manaka(アットマーク)jhsu.ac.jp

 

参加費の支払い方法は以下の通りです。

参加費の振り込みは、大会3日前(12月8日)までにお願いいたします。

●支払い方法

(銀行からの場合)

振込先: 郵便貯金 通常貯金パックブンセキガッカイ

【店名】〇〇八(読み ゼロゼロハチ)

【店番】008【預金種目】普通預金 

【口座番号】9778924

(郵便局からの場合)

郵便局から振替(電信扱いで料金は同じ)のときは、次のように変わります。

受取先口座番号 10090-97789241 (店名を番号に変更、口座番号の部分の最後に「1」を入れる場合あり)

受取人おなまえ パックブンセキガッカイ

※うまく行かない場合は郵便局員におたずねください。

 

金額

会員参加費+2021年会費(一般):2000円+3000円=5000円

会員参加費+2021年会費(学生):500円+1000円=1500円

非会員+入会希望(一般):5000円(初年度会費含む)

非会員+入会希望(学生):1500円 (初年度会費含む)

非会員(一般):5000円(参加費のみ)

非会員(学生):1500円(参加費のみ)

※ご希望の方には会費と参加費の領収書をそれぞれ発行します。